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それでも日本は沈まない ~偽善者からのムーブメント~

今回は2011年3月11日に起きた「東北地方太平洋沖地震」についての個人的な考えです。
被災地の方々に向けてではなく、支援する側に対する考えです。


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【こんな時に、表立って喜ぶ事や笑顔になる事、何かを楽しむ事は控えよう。】


地震によって特に目立った被害もない地域の人達は、少なからずこんな思いがあるかもしれない。
確かにそうかもそれない。例えば電車に乗った時、隣の人が東北出身かもしれない。宮城や青森、茨木や福島に、親族、親戚がいるかもしれない。その人達の心情を察すると、このような考え方になるのかも知れない。

しかし、それによって我々も神妙な面持ちで日々を過ごすのだろうか。
死者や行方不明者に対して、その関係者に対して、お悔み申し上げる気持ちで過ごす事が、被災地の未来を明るくするのか。

偽善者の定義は知らないが、こんな時はその類が真の善者になる気がする。
私は、真の偽善とは、こんな時に悲しみにふける非被災地域の考え方だと思っている。
私も関係者が被災地域のど真ん中に居て不安が募る毎日です。直接何かしてあげたい気持ちは皆と同じはずです。

建築業界は建物の壊滅状態を見て、安全な建物とは何かと自身に問いかけている事でしょう。飲み物、食べ物が無いと聞くと飲食業界やスーパー小売関係者が、着る物が無い、薬が無いと聞けば、繊維業界や製薬会社が何か出来る事は無いのかと今も考えを巡らせているはずです。物資の配達が困難な状況には運送業界が、病院のSOSを聞くたびに、医療に関する人々の気持ちは悔しさを滲ませていると思う。

東北地方太平洋沖地震の惨状を知る、全世界の全ての業界の全ての人々が、自分に、会社に、何か出来る事は無いかと思っているはずです。しかしその想いもまた、具現化する事が難しいかもしれないという現実も同時に感じているかも知れない。日本が一気にスッキリするような、現況を打破する有効な施策など、今は恐らく無いと思うのです。しかしそういった状況下でも自分の範囲で出来る事があると思います。

ブログやフェイスブック、ツイッター、その他SNS等で情報を拡散することも重要だと思いますが、緊急を要するのは、ガソリン、毛布、飲み物、食べ物、薬、着衣、といった生活に直結する物理的な物、そしてそれらを調達するお金だと思います。安否確認や放射線の分布情報が緊急性を要しないとは言いません。しかし生きていれば必ず会えます。そのために、いま生きるために要するのは何かと1番に考えなくてはいけないと思っています。

私も義援金や物資の郵送を行っています。
ここで重要なのは、実際に物理的な支援に対する「行動を起こすこと」です。これはネットへ書き込んだり、有益な情報を公開するのと同じくらい重要です。しかし現在の状況は、ネットへ書き込んだりする行為に支援活動が大きく偏っている気がしています。日本を含めた世界中の人々が、物理的な支援活動を行っていますが、まだまだ足りないのが現状です。ネットでの支援活動と同じくらいの規模で物理的な支援が行われる事が、被災地から最も求められていると私は思います。


私の職場は大阪市です。大きな被害も無く、交通やライフラインも普段と変わりありません。
日本は今、大阪のように、元気な地域の経済活動にかかっていると思っています。関西を含めたこれらの地域が頑張ることこそ、日本全国に元気を取り戻す一番の近道かもしれません。被災地に近い地域に籍を置く企業には、既に復興へ向けた様々な要請が向けられています。東京にある知り合いの測量会社は、既に国交省から来年までのスケジュールを押さえられたそうです。

確かに今回の地震は、仕事に大きく影響を及ぼしています。しかしそんな我々が下を向いて、被災地を心配しながら消費活動や経済活動を滞らせる事こそ、最も被災地の方々の復興を妨げる大きな要因になると思っています。電気も普段通り使って、普段通りの生活をおくる。たまには呑みにも行きますし、仕事も一段と頑張る。元気な地域のその行為こそ、お金の循環を生み、新しい仕組みを生み、大きなうねりとなって日本中を復興へと導いていくはずです。

3月12日、地震が発生した次の日、九州ではひっそりと新幹線が開通しました。
このCMに映し出される笑顔が、我々関西を含む元気な地域の活力となり、更には被災地の方々への生きるチカラへと変換できればいいと思っています。「時期的に今は」など、賛否はあると思いますが、単純にまずは心が元気になるのが一番であると私は思っています。


★映像はこちら★


不満を何かにぶつけることで溜飲を下げるような事はせず、世間で広がる「ヤシマ作戦」「ウエシマ作戦」のように、思いやり、譲り合い、といった善意のムーブメントが、日本の最大の武器であり国民性の象徴であると、私は思っています。このチカラを信じて、明日からも自らに与えられた仕事を能動的にこなし、復興の一役を担う気持ちで頑張ろうと思っています。大阪を中心として、関西では被災者の受け入れ用意を準備しています。個人で、市町村で、関西で、西日本単位で、それぞれが出来る事をするのです。









笑いもあり、涙もあり、どんな時でも元気に明るく。
人生たぶん、そんなもんです。





テーマ : 日記
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プロフィール

Saymer

Author:Saymer
洋楽ロック(80’s~90’s)と、スポーツ(球技全般)をこよなく愛しております。海山で自然との遊戯を好み、時間と資金と心に余裕があればすぐに動き出します。
読書も好きで、政治経済から推理小説、宗教理念やノンフィクション物まで何でも読みます。いい歳してTVゲームも好きで、結局インドアなのかアウトドアなのか自分でもよく分りません。
法律と科学を好み、文系か理系かこれまた自分でもよくわからない嗜好の持ち主です。
免疫力が弱いらしく、すぐにウイルスに負けてしまいます。阪和線で季節を問わず鼻水たらしながら本を読んでいるヒトを見かけたら、それは多分私です。

仕事は大阪の工務店で、不動産事業を行っております。
主に店舗不動産の仲介、売買、コンサルティングですが、収益物件取引、住居・店舗の賃貸や管理なども行っております。

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